2024年07月26日

MD Anderson Cancer Center留学体験記 No. 2 ヒューストンの生活

こんにちは、矢野光剛です。第2回目はヒューストンの生活についてお話します。ヒューストンは人口が全米第4位、石油産業やIT、医療、航空宇宙産業が盛んなビジネス都市です。緯度としては鹿児島と沖縄の間くらいに位置し、高温多湿です。日本の夕立ちを激しくしたようなサンダーストームにしばしば遭遇し、インフラも日本に比して脆弱で停電も頻繁に経験します。
住居は、NYやLAに比べると安いらしいですが、円安もあってか家族で住むための2ベットルーム（法律で幼い子供にもベットルームが必要です）で月の家賃が1500-2500ドル前後、つまり20-40万円くらいします。大分県でこの家賃を払えば豪邸に住めますが、ヒューストンでは雨漏りや停電が頻発する古いアパートです。ただ、住めば都で、暑さにも慣れて子供はプール遊びなど楽しんでいます。アメリカ（テキサス？）の集合住宅には特に高級でなくてもプールがついていることが多いと留学して初めて知りました。
一般的な日本の家庭料理ができる食材や調味料は大きなスーパーやネット通販などで揃います。テキサスの有名な地場スーパーHEBに初めていったときに大きなお肉が並んだ光景に感動し、その並びに大分和牛OITA WAGYUをみつけたときには思わず写真を撮りました。外食は高価なので頻繁にはできませんが、テキサスBBQやメキシコ料理はお店も豊富で楽しめます。
休日は、家族で出かけることが多いです。先程述べたようにビジネス都市なので大きな繁華街があるという感じではありません（私が知らないだけかもしれませんが）。スーパーへの買い出し、公園、プール、博物館、水族館などによくいきます。公園は日本に比して大きな遊具が多く子供が喜びますが、特に夏は暑さで遊べる時間がほとんどありません。せっかくアメリカにいるのでアメリカ各地、メキシコやカナダに旅行したいと思っていますので、また今後に話題にしますね。
次回は、留学先研究室でのミーティングやプレゼンについてお話します。