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教室ご案内/臨床研究
周産期
perinatal period
主要研究テーマ
胎盤オルガノイドを用いた胎盤機能解析
概要
生体内組織や臓器にきわめて似ている3D培養システムは分化した組織の複雑な空間的パターンを再現でき、生理学的機能の解析に有用であることが知られている。これまで他臓器、癌のオルガノイド研究が先行し、胎盤の組織モデルが存在しなかった。そこで我々は胎盤オルガノイド(ミニ胎盤)を新規に樹立し、新しい胎盤評価モデルとして胎盤機能の解析を行っている。
胎盤オルガノイド樹立までのイメージ(図1-2)
図1はヒト胎盤のオルガノイドイメージ。オルガノイドはオリジナルの組織とVCTとSCTが反転する。図2は樹立までのイメージ。多くのサプリメントとステップが介在する。
樹立した胎盤オルガノイド(図3-5)
図3,4はヒト胎盤オルガノイド、図5はマウス胎盤オルガノイドを示す。
われわれの条件下で安定的なオルガノイド供給が可能となった。
胎盤オルガノイドを使用した応用例
図6は低酸素状態におけるオルガノイドの代謝解析を示す。われわれのオルガノイドを用いることで組織レベルでの病態解析に有用である可能性を示している。興味のある方はいつでもご連絡ください。
胎盤オルガノイド研究に関する問い合わせ先
E-mail: ynishida@oita-u.ac.jp 西田欣広まで
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